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英代表MF二人、わずか1カ月で英国史上最高額更新のワケ

2026年7月23日 23:58エンタモ編集部
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イングランド代表MFのエリオット・アンダーソン選手とモーガン・ロジャース選手が、わずか1カ月の間に相次いで「イギリス人選手史上最高額」の移籍金を記録した。アンダーソン選手はノッティンガム・フォレストからマンチェスター・シティへ約116億円規模で移籍し、その直後にロジャース選手がアストン・ヴィラからチェルシーへさらに上回る移籍金で加入。ともに23歳という若さでの高額移籍が、なぜ今起きているのか注目が集まっている。

ワールドカップでも存在感を示した2人

アンダーソン選手は今夏のワールドカップでイングランドが3位に入る過程で、8試合中7試合に先発するなど中盤の要として活躍した。所属クラブのフォレストでも昨シーズン、プレミアリーグ全体でタッチ数トップを記録するなど、攻守両面での貢献が際立っていたという。一方のロジャース選手はアストン・ヴィラで昨シーズン14得点12アシストを記録し、欧州主要リーグのMFの中でも敵陣ペナルティエリア内でのタッチ数上位に入るなど、攻撃的な万能型選手として評価されている。

「点を取れるMF」への需要増

記事では、伝統的な「9番タイプ」のストライカーが減少する中、得点力を持つMFの価値が相対的に高まっていると指摘されている。加えてプレミアリーグには自国育成選手の登録枠に関するルールがあり、イングランドのアカデミー出身選手には「プレミアム」が上乗せされやすい傾向があるという。

次に狙われるのは誰か

すでにボーンマスのアダム・スコット選手にはチェルシーから約113億円規模の獲得提案があったと報じられ、クラブ側はこれを拒否したという。クリスタル・パレスのアレックス・ワートン選手も以前からリバプールやチェルシー、マンチェスター・シティなどが関心を示してきた選手だ。いずれも22歳前後で、今後さらに移籍金が高騰する可能性がある。

「クラブが移籍に狂っているわけではなく、単に支払える金額が増えただけだ」

サッカー経済の専門家キーラン・マグワイア氏は、プレミアリーグ発足当初の平均収益と現在を比較し、移籍金の高騰は収益規模の拡大に見合ったものだと分析している。

エンタモ編集部の視点

1か月のうちに2度、同じ国籍の選手で記録が更新されたという事実が要点です。二人とも23歳。実力の評価だけでは説明しきれない金額の動き方をしています。背景には、プレミアリーグ特有の事情があります。

イングランド人選手の値段が上がる制度上の理由

プレミアリーグには、登録できる選手の構成についての決まりがあります。トップチームとして登録する25人のうち、一定数を自国で育成された選手にしなければなりません。ホームグロウンと呼ばれる枠組みです。

この制度があるため、同じ実力でも国内で育った選手のほうが、クラブにとっての価値が高くなります。外国籍の優れた選手を何人集めても、この枠は埋まらないからです。実力の対価に、枠を埋める価値が上乗せされるという構造になっています。

記事にある「点を取れる中盤の需要が高まっている」という指摘と、この制度が重なると、価格は跳ね上がります。求められている役割をこなせて、しかも枠を埋められる選手は、市場にほとんどいません。

23歳という年齢も価格を押し上げます。長く在籍できるうえ、将来さらに高く売れる可能性が残るためです。実力・国籍・年齢の三つが揃ったときに、記録は更新されます。

出典:BBC Sportより。翻訳・要約はエンタモ編集部。

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