Ghostのライブ映画『2 Big to Rig』予告編公開、8月26日から劇場上映

画像:Koprino Logging V12 Log Tuck/A.Davey(BY 2.0) / 出典 / ライセンス(本文の内容と直接の関係はないイメージ画像です)
スウェーデン発のヘヴィメタルバンド「Ghost(ゴースト)」が、新作コンサートフィルム『2 Big to Rig』の予告編を公開した。2025年9月にメキシコシティのパラシオ・デ・ロス・デポルテスで行われた2日間のライブを16mmフィルムで記録した作品で、世界各地の映画館・IMAXで8月26日から上映が始まる。
ステージの裏側にも迫る内容
本作はライブ本編の映像に加え、バンドの壮大なステージセットをクルー視点で追った舞台裏の様子も収録している。制作陣の一人は予告編の中で、あまりに巨大な装置について「組み上げるには大きすぎる。でも毎日それをやり遂げている」と語っている。
公式発表によれば、この映画は「Skeletourワールドツアーの現地公演が実現できなかった地域のファンにも、その体験を届けたい」という思いから制作されたという。日本での上映については現時点で明らかになっていないが、公式サイトで対象劇場やチケット情報が案内される予定だ。
前作に続く2作目のライブ映画
監督を務めたのはAmir Chamdin。今作は、新たに「Papa V Perpetua」を名乗るフロントマンとバンドにとって、2024年公開の『Rite Here Rite Now』に続く2作目のライブ映画となる。前作は北米のハードロック映画興行として歴代最高の売り上げを記録したとされている。
アルバム『Skeleta』を経てのツアー
Ghostは2025年、6作目のスタジオアルバム『Skeleta』をリリース。Papa V Perpetuaとしては初となる作品で、今回の映画はそのツアーの記録という位置づけになる。日本のファンにとっても、劇場で迫力あるライブ体験を楽しめる機会として注目が集まりそうだ。
エンタモ編集部の視点
公演が実現できなかった地域のファンに映画館で体験を届けるという発想は、ライブの「地理的な壁」を映像で越える試みだ。16mmフィルムやIMAXへのこだわりは、単なる記録ではなく作品として残す意志の表れ。ツアーが世界の隅々まで回れない現実の中で、コンサートフィルムはアーティストとファンをつなぐ第三の場として存在感を増している。
ライブ映画が劇場にかかるようになった理由
公演の記録を劇場で上映するという形は、ここ数年で定着しました。背景には二つの事情があります。
ひとつは届く範囲の問題です。ツアーは物理的に行ける都市が限られます。公式発表にある「現地公演が実現できない地域のファンへ」という言い方は、そのまま目的を説明しています。行けなかった人に、劇場という形で届ける。
もうひとつは費用です。映画として新しく撮るのではなく、すでに行う公演を記録するため、制作費が抑えられます。会場費も出演料も、もともとツアーの一部として発生しているものです。
IMAXでかかるのは、この種の作品にとって音響が中心だからです。16ミリフィルムで撮るという選択も、粒子の粗さを残して質感を作るためでしょう。画質を追うだけなら、いまはもっと解像度の高い手段があります。
出典:Rolling Stoneより。翻訳・要約はエンタモ編集部。