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Apple TV+『ダークマター』続編に期待大 原作超えの新展開へ

2026年7月24日 22:28エンタモ編集部
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ジョエル・エドガートン主演のマルチバースSFスリラー『ダークマター』(Dark Matter)。Apple TV+で配信中の同作のシーズン2について、海外メディアが「さらに面白くなる可能性がある」と期待を寄せている。

本作は作家ブレイク・クラウチの2016年の同名小説が原作。物理学者ジェイソンが別の並行世界の“もう一人の自分”に人生を乗っ取られ、元の現実に戻ろうと奮闘する姿を描く。批評家からの評価も高く、レビューサイトのRotten Tomatoesでは81%のスコアを記録している。

シーズン1の衝撃の結末で原作から“卒業”

シーズン1のラストでは、原作小説にはない独自の展開が用意された。この結末により、シーズン2は原作のストーリーラインを離れ、完全にオリジナルの物語を描けることになった。それでも原作者クラウチ自身が引き続き脚本に関わっているため、彼が思い描く世界観からは大きく逸脱しないとみられている。

ジェニファー・コネリーらキャストも続投

ジョエル・エドガートンが演じるジェイソンをはじめ、妻ダニエラ役のジェニファー・コネリー、アマンダ役のアリス・ブラガ、ライアン・オークス役のジミー・シンプソン、レイトン役のダヨ・オケニイら主要キャストが引き続き登場する見込みだ。マルチバース設定を活かし、シーズン2では新たなキャストやストーリーラインが加わるとも報じられている。

Apple TV+のSFラインナップの中核に

Apple TV+はここ数年、『シルド』や『severance』、アイザック・アシモフ原作の『ファウンデーション』など、高コンセプトなSF作品を次々と展開してきた配信サービスとして知られる。怪獣ドラマ『モナーク:レガシー・オブ・モンスターズ』や、ウィリアム・ギブスン原作のサイバーパンク作品『ニューロマンサー』の制作も控えており、『ダークマター』のマルチバースSFもそのラインナップの重要な一角を担っているといえそうだ。

並行世界という設定は、単に別の惑星を訪れるSFとは異なり、“もし違う選択をしていたら”という同じ登場人物の別バージョンを描ける点が最大の魅力。原作の枠を超えた自由な展開が可能になったことで、シーズン2への期待はさらに高まっている。

エンタモ編集部の視点

シーズン1が原作にない結末で終わったことは、続編にとって強みでもあり危うさでもあります。設計図が無くなるからです。ただし原作者のブレイク・クラウチが脚本に残っている。ここが効いてくると考えられます。原作を離れること自体が問題なのではなく、離れた先の方向を誰が決めるかで結果が変わります。

原作を追い越したドラマは、その後どうなってきたか

原作のある連続ドラマが原作に追いついたとき、そこから先の作り方が問われます。これは『ダークマター』に限らず、映像化が長期化する作品が必ず通る場所です。

よく引き合いに出されるのが『ゲーム・オブ・スローンズ』です。原作が完結しないまま映像が先行し、終盤の展開をめぐって評価が大きく割れました。原作者が細部まで関与しきれない状態で、映像側だけが結末を決めることになったためだと指摘されています。

一方で、原作者が制作の中に留まり続けた作品は、破綻が起きにくい傾向があります。世界の理屈を最初に作った人間が、その理屈の範囲内で判断できるからです。『ダークマター』でクラウチが脚本に関わり続けているという事実は、シーズン2を評価するうえで、キャスト続投より重い情報かもしれません。

出典:ScreenRantより。翻訳・要約はエンタモ編集部。

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