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ジョニー・デップ主演『エベネーザ』初予告編公開、11月13日公開

2026年7月25日 12:45エンタモ編集部
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ジョニー・デップが「クリスマス・キャロル」の主人公エベネーザ・スクルージを演じる新作映画『Ebenezer(エベネーザ)』の初予告編が、サンディエゴ・コミコンで公開された。デップ本人もスクルージの衣装で登場し、会場を沸かせたという。

予告編には「知っている名前、知らない物語」というコピーが添えられており、おなじみの物語がどう新しく生まれ変わるのかに注目が集まっている。

監督はホラー畑のタイ・ウェスト

本作を手がけるのは、「X エックス」「Pearl パール」「MaXXXine マックスザイン」の3部作や「ハウス・オブ・ザ・デビル」などで知られるホラー監督タイ・ウェスト。原作には幽霊が多数登場することから、ウェストの起用は「相性が良い」と評されている。脚本は「Tales from the Loop」「Legion」のネイサニエル・ハルパーンが担当した。

デップの過去作を彷彿とさせる演出

予告編ではジャック・スパロウ、エドワード・シザーハンズ、マッド・ハッターといったデップの代表キャラクターが引用され、今回のスクルージ役もそれらに匹敵する印象的な役になることを予感させる構成になっている。劇中でスクルージが幽霊のベッドに飲み込まれるシーンは、1984年公開のデップのスクリーンデビュー作「エルム街の悪夢」へのオマージュとも指摘されている。

豪華共演陣と公開日

共演にはルパート・グリント、アンドレア・ライズボロー、サム・クラフリン、デイジー・リドリー、イアン・マッケランらが名を連ねる。スクルージ役はこれまでジョージ・C・スコットやパトリック・スチュワート、ジム・キャリーら名優が演じてきた役どころで、デップがどのような解釈を見せるか期待が高まる。『Ebenezer』は11月13日に劇場公開予定。

エンタモ編集部の視点

「知っている名前、知らない物語」というコピーに、古典を再解釈する現代ハリウッドの定石が凝縮されている。ホラーのタイ・ウェストを迎え、幽霊譚である原作の怖さを前面に出す狙いは巧みだ。デップの過去キャラを想起させる演出も含め、俳優の個性と作家性を掛け合わせて既存物語に新味を与える手法は、飽和した映画市場での生き残り戦略といえる。

『クリスマス・キャロル』が繰り返し映画化される理由

原作はチャールズ・ディケンズが1843年に発表した中編小説です。180年以上前の作品なので著作権は既に切れており、誰でも自由に翻案できます。許諾も使用料も要りません。

加えて、構成が扱いやすい。過去・現在・未来の三つの幽霊が順に現れるという骨格があり、そこに何を乗せても形が崩れません。舞台を変えても、主人公の職業を変えても、この三段構成は機能します。短いので、削るより足すほうの作業になります。

だからあらゆる形で作られてきました。今回ホラー作品で知られる監督が起用されているのも、実は原典に忠実な選択です。この物語は本来、幽霊が次々に現れる怪談だからです。「知っている名前、知らない物語」というコピーは、その原点に戻るという宣言としても読めます。

出典:Polygonより。翻訳・要約はエンタモ編集部。

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