『Splatoon Raiders』でスプラトゥーン初心者卒業?武器と立ち回りが身につく

任天堂の人気シューター「スプラトゥーン」シリーズは、見た目はかわいらしいものの、実際に対戦(ナワバリバトル)に挑むと初心者があっという間に倒されてしまう、なかなかシビアなゲームです。海外メディアPolygonは、スピンオフ作品「Splatoon Raiders(スプラトゥーン レイダース)」が、本編以上に武器の使い方や立ち回りを学べる内容になっていると紹介しています。
武器の使い方が実戦形式で学べる
スプラトゥーン本編では、練習場で武器の感覚をつかんでも、実際の対戦になると状況が一変し、何もわからないうちにやられてしまうことが多々あります。武器ごとの得意な距離や使い方について、ゲーム内で明確な説明がされていない点も、初心者にとって高いハードルとなっています。
一方でRaidersは、プレッシャーの少ない状況で新しい武器を段階的に使わせてくれる作りになっており、記事内では「ボトルガイザーを何年も間違った使い方をしていたことに気づいた」と、実際に武器の運用法を学び直せたエピソードが紹介されています。
守りの立ち回りも自然に身につく
スプラトゥーンはキルタイムが非常に速く、攻め急ぐと簡単にやられてしまうため、慎重な立ち回りが欠かせません。しかし本編ではその重要性が明示的に教えられることはありません。
Raidersでは、序盤は敵の種類や動きが少なく対応しやすい構成になっており、徐々に敵の数やタイプが増え、時間制限のある場面も登場します。ゲームが進むにつれて、インク残量やギアパワーのクールダウン管理、安全地帯の確保、撤退ルートの確保など、実戦で役立つ判断力が自然と鍛えられる仕組みになっています。
一人でも本編のコツがつかめる
スプラトゥーン本編は基本的にマルチプレイですが、個々のプレイヤーが状況判断できるかどうかが勝敗を大きく左右します。Raidersは一人(またはコープレイ)で進められるスピンオフながら、結果的に本編のナワバリバトルで通用する判断力や技術を養える内容になっていると評価されています。
スプラトゥーンに挑戦してみたものの、スピードやプレッシャーの高さに苦戦した経験がある人にとって、Raidersは遠回りながらも本編を理解するための近道になりそうです。
エンタモ編集部の視点
対戦ゲームの入口でつまずく理由は、腕前より「何を知らないかが分からない」ことにある。武器ごとの間合いも、引くべき場面も、対戦のなかでは教わる暇がない。Raidersが評価されているのは、その知らない部分を、負けの痛みを伴わない形で順に見せているからだ。上達法を説明するのではなく、遊んでいるうちに身につく設計になっている点が効いている。
スプラトゥーンが一人用モードで教えてきたこと
シリーズには以前から一人用の「ヒーローモード」があり、対戦に出る前に操作と武器の癖を覚える場として機能してきました。ステージごとに使える武器が指定される場面もあり、普段選ばない武器に触れる機会になっています。
『2』から加わった協力モード「サーモンラン」も似た役割を持っています。支給される武器が毎回変わるため、好みに関係なく色々な武器を握ることになり、結果として苦手な間合いが減っていきます。
つまり「対戦の外で腕を上げる場所」は、シリーズが繰り返し用意してきたものです。Raidersはその系譜の延長にあり、対戦に踏み出せずにいる人ほど、こうしたモードから入るほうが遠回りに見えて近道になります。
出典:Polygonより。翻訳・要約はエンタモ編集部。