アン・ハサウェイ主演『コロッサル』Netflix配信終了へ 8月10日まで

アン・ハサウェイ主演のSFファンタジー映画『コロッサル』が、Netflixでの配信を8月10日で終了することが分かった。日本でも配信されているが、視聴を考えている人は期限に注意したい。
『コロッサル』はどんな作品?
2017年公開の本作は、アルコール依存症の女性グロリアが、自分の負の感情が韓国・ソウルを襲う巨大怪獣として現れることに気づいていくという異色のSF作品。監督は『タイムクライマーズ』で知られるナチョ・ビガロンドで、本作がハリウッド2作目となる。ハサウェイに加え、『テッド・ラッソ』のジェイソン・サダイキスが共演している。
興行収入は振るわずも評価は高評価
『コロッサル』は興行的には500万ドル以下と苦戦したが、批評家からの評価は高く、Rotten Tomatoesでは「Certified Fresh」の82%を記録。総評では「独特の奇妙さに戸惑うかもしれないが、そのジャンルを超えた展開とアン・ハサウェイの演技には見る価値がある」と評されている。
今のハサウェイは充実期
ハサウェイは2026年、複数のプロジェクトが控える充実したラインナップとなっている。『プラダを着た悪魔2』は世界興収約7億ドルを記録し、クリストファー・ノーラン監督の新作『オデュッセイア』ではRotten Tomatoesで95%の高評価を獲得。今後はユアン・マクレガーと共演するSF映画『The End of Oak Street』や、話題の文芸作品『Verity』の公開も控えている。こうした話題作の陰で、『コロッサル』のような評価の高い過去作にも改めて注目が集まりそうだ。
エンタモ編集部の視点
興行500万ドル未満ながらRotten Tomatoesで82%という『コロッサル』の評価は、劇場での商業的失敗と作品的価値が別物であることを示す好例だ。配信という受け皿があることで、こうした「見過ごされた良作」が後年になって新たな観客と出会える。配信終了の告知が話題になること自体、埋もれた佳作を掘り起こす配信文化の副産物といえる。
配信で観られる、は永続しない
配信サービスにある作品は、その会社が買い取ったものとは限りません。多くは期間を決めて権利を借りている状態です。契約の期限が来れば、作品は一覧から消えます。
消える理由はいくつかあります。契約更新をしなかった。他社がより高い条件で権利を取った。権利元が自社の配信サービスへ引き上げた。いずれの場合も、視聴者側には事前の告知が短い期間しかありません。
だから「あとで観よう」が通用しない場面が生まれます。特に興行的に振るわず批評家からの評価が高い作品は、この影響を受けやすい。話題性が薄いぶん更新の判断も渋くなるためです。気になった作品は、配信にあるうちに観ておく。円盤や購入型の配信が残り続けている理由も、ここにあります。
出典:Colliderより。翻訳・要約はエンタモ編集部。