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「Children of Blood and Bone」予告編解禁 2027年1月公開、豪華キャスト集結

2026年7月29日 12:55エンタモ編集部

画像:Your earth is partitioned . . ./Ben Ledbetter, Architect(BY 2.0) / 出典 / ライセンス(本文の内容と直接の関係はないイメージ画像です)

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米パラマウントは、人気ファンタジー小説を映画化した「Children of Blood and Bone(チルドレン・オブ・ブラッド・アンド・ボーン)」の予告編を公開した。全米公開日は2027年1月15日。トミ・アデイエミによる2018年の同名小説が原作で、アフリカを舞台にした魔法世界の物語が実写映像としてついに姿を現した。

あらすじは?魔法を奪われた民の物語

物語の舞台は、魔法に満ちた架空のアフリカ王国オリーシャ。公式ロジックには「暴力的に民から奪われた魔法を取り戻すため、若い女性が旅に出る」とあり、「彼女と兄は、暴君として知られる王の息子・娘と手を組み、その残虐な支配に立ち向かう」と説明されている。予告編では、死者の霊を操る力を持つゼリーを演じるトゥーソ・ンベドゥの姿が登場。オリーシャは異なる魔法の力を持つ複数の氏族に分かれているが、チウェテル・エジオフォー演じるサラン王の恐怖政治のもとで魔法は弾圧されているという設定だ。

豪華キャストが集結

本作は、ダムソン・イドリス(イナン王子)、アマンドラ・ステンバーグ(アマリ王女)、トシン・コール(ゼリーの兄タゼイン)、レジーナ・キング(ネハンダ女王)らが主要キャストとして名を連ねる。さらにラシャーナ・リンチ、イドリス・エルバ、シンシア・エリボ、ヴィオラ・デイビスといった実力派も脇を固めており、まさにオールスターキャストと言える豪華さだ。

監督は「ウーマン・キング」のジーナ・プリンス=バイスウッド

監督を務めるのは、2022年公開の「ウーマン・キング」を手がけたジーナ・プリンス=バイスウッド。同作にも出演したンベドゥ、デイビス、リンチが再びタッグを組んでいる点も注目ポイントだ。撮影はアフリカ大陸の複数地域で行われ、魔法という非現実的な要素を扱いながらも、実在の風景を背景にすることで作品にリアリティを持たせる狙いがあったという。

原作は3部作、シリーズ累計人気も高い

原作小説「Children of Blood and Bone」はニューヨーク・タイムズのベストセラーリストで1位を獲得した人気作。続編「The Children of Virtue and Vengeance」(2019年)、そして完結編「The Children of Anguish and Anarchy」(2024年)と3部作として展開されている。今後、映画版がシリーズ化される可能性にも期待が高まる。

エンタモ編集部の視点

キャスト表の並びを見ると、この企画の意図がはっきりします。イドリス・エルバ、ヴィオラ・デイビス、シンシア・エリボ、レジーナ・キングといった名前が脇にまで入っている。アフリカを舞台にしたファンタジーで、アフリカ系の俳優が主役から脇役まで全部を占める大作は、これまでほとんど作られてきませんでした。原作の刊行が2018年、公開が2027年1月。9年かかっている事実のほうが、この企画の難しさを物語っています。

「オリーシャ」という国名が示しているもの

作中の王国名オリーシャは、架空の響きに見えて元があります。西アフリカ、主に現在のナイジェリア南西部に暮らすヨルバの人々の信仰で、神々を指す言葉がオリシャ(Orisha)です。原作者のトミ・アデイエミはナイジェリア系アメリカ人で、この作品の魔法体系を西アフリカの神話から組み立てたことを繰り返し語ってきました。

記事にある「異なる魔法の力を持つ複数の氏族に分かれている」という設定も、この下敷きから来ています。ヨルバの信仰では、それぞれのオリシャが雷、川、鉄、死といった領域を司るとされます。ゼリーが死者の霊を操る力を持つ、という設定も、その系統のひとつに対応する形になっています。

ファンタジーの魔法体系は、ヨーロッパの四大元素や錬金術を下敷きにしたものが圧倒的に多数です。そこに別の体系を持ち込むと、読者にとっては新しく見えても、実際には数百年の蓄積がある。この作品が刊行直後から評価された理由のひとつは、そこにあります。

出典:Varietyより。翻訳・要約はエンタモ編集部。

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