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ボビー・フレイ新番組『The Line』米フードネットワークで9月放送開始

2026年7月29日 12:55エンタモ編集部

画像:Maybbq_7/jnissa(BY 2.0) / 出典 / ライセンス(本文の内容と直接の関係はないイメージ画像です)

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米人気シェフのボビー・フレイが主役を務める新番組「Bobby Flay’s The Line」が、米Food Networkで2026年9月8日午後9時(米東部時間)から放送されることが分かった。番組はHBO Maxでの配信も予定されている。レストランの厨房で実際に来店客に料理を提供しながら、リアルタイムで対抗チームと腕を競う内容で、ドラマ「ザ・ベア」の人気にも通じるレストラン文化への注目を背景に企画されたという。

フレイは自身が選んだホームチームを率いる。メンバーにはアントニア・ロファーソ、マイケル・ジェンキンス、クロデット・ゼペダらのシェフが名を連ねる。対戦相手には全米各地で評価の高いレストランのスタッフが登場し、料理を提供された来店客やVIPゲストが一皿ごとに評価をつける仕組みだ。評価によっては提供順を変えるなど、チーム側の戦略も試される。

勝敗のルールと賭けられる賞金は?

訪問チームがフレイのチームに勝利すると賞金2万5000ドルを獲得できる。一方、フレイ側が勝った場合に得られるのは「自分たちの名声を守ること」だという、レストラン業界らしい勝負の構図になっている。

初回放送の見どころは?

第1話では、シェフのマーカス・サミュエルソンがサプライズでフレイの前に現れ、自身のレストラン「Hav & Mar」の料理長ファリヤル・アブドラヒとそのチームを率いて、シーフード対決でフレイのホームチームに挑む。以降の放送では、Pig and Khaoのリア・コーエン、Good Stuff Eatearyのスパイク・メンデルソン、Kindlingのジョナサン・ソーヤーら人気シェフが率いるチームが次々と登場する予定だ。

フレイ本人のコメント

フレイは番組について「高級レストランの料理、スリリングな競争、そして舞台裏の様子をリアルタイムで組み合わせたもの」と説明し、次のようにコメントしている。

「The Lineはリアルな厨房のジェットコースター。視聴者にはシートベルトを締めて見てほしい」

Food Network社長のベツィー・アヤラ氏も「フレイと一緒にレストランで料理をする気分を味わえる番組」とコメントしており、長年レストラン経営に携わってきたフレイの経験がリアルに反映された内容になりそうだ。

エンタモ編集部の視点

勝っても賞金が出ないのはフレイ側だけ、という非対称が番組の性格を決めています。挑戦者には2万5000ドル、守る側には失うものしかない。料理対決番組が30年続いた結果、勝敗そのものでは間が持たなくなっていて、そこに「実際の営業中の厨房で、本物の客に出す」という制約を足したのが本作の設計です。

料理対決番組が「本物の客に出す」ところまで来た30年

この種の番組の源流は、1993年にフジテレビで始まった「料理の鉄人」にあります。専用のスタジオを組み、制限時間内に作り、その場の審査員が採点する形式で、これが海外にも輸出されました。米国では2005年からFood Networkが「Iron Chef America」を放送しています。

ボビー・フレイ自身がこの流れのど真ん中にいる人物です。1990年代末に日本版へ挑戦者として出演し、その後は米国版で鉄人側に回りました。つまり彼は、挑む側と迎え撃つ側の両方を経験してきた数少ない料理人です。今回また「守る側」に立っているのは、番組としても自然な配役といえます。

一方で、スタジオで作って専門家が採点するという形式は長く変わりませんでした。そこを揺さぶったのが、厨房の現場そのものを描いたドラマ「ザ・ベア」の人気です。視聴者の関心が、完成した皿から、皿が出るまでの現場に移った。実際の来店客が一皿ごとに採点し、評価によって提供順を組み替えるという本作のルールは、その変化に応えたものと読めます。

出典:Varietyより。翻訳・要約はエンタモ編集部。

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