『AKIRA』4K・IMAX版が北米で再上映 9月4日から、日本は2020年に上映済み

1988年公開の『AKIRA』が、4KリマスターとIMAXで北米の劇場に戻ってきます。日本では2020年にIMAX上映が行われていますが、北米では今回が初めてです。発表されている内容と、日本での上映との違いを整理します。
上映の概要
発表された内容を整理すると、次のようになります。
- 公開:2026年9月4日から。上映期間は劇場によって異なる
- 地域:米国およびカナダ
- 形式:4Kリマスター版。IMAXを含む対応劇場で上映
- 音声:日本語音声+英語字幕版と、英語吹替版の両方
- 配給:クランチロールとソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
日本では2020年にIMAX上映が行われている
今回の再上映を「本作初のIMAX」と伝える記事が見られますが、正確ではありません。日本では2020年4月3日から、全国36館のIMAXで4Kリマスター版が上映されています。
このときの4Kリマスターは、35ミリのマスターポジフィルムから走査し直したもので、音楽を手がけた山城祥二氏の監修による5.1chの音声リミックスもあわせて行われました。作業には半年ほどがかけられたと報じられています。
つまり今回の北米での上映は、その4Kリマスター版が北米のIMAXにかかるという位置づけになります。素材そのものが新しく作られたわけではありません。日本の観客にとっては、6年前に体験できたものが海を渡った、という話になります。
日本での上映予定は現時点で不明
今回発表されているのは北米での上映です。日本での上映についての発表は、現時点では出ていません。
日本の作品が本国より先に海外で大型上映される、という順序は珍しくありません。権利の窓口や配給の体制が国ごとに違うため、同時に動くとは限らないためです。続報が出れば追記します。
エンタモ編集部の視点
旧作がIMAXにかかること自体が、この作品の扱われ方を示しています。1988年の作品が、当時存在しなかった規格の画面で上映される。作り手が想定していなかった見え方になるわけで、賛否が出るところでもあります。北米のみで日本の予定が未発表という順序も、権利と配給が国ごとに別に動くことの表れです。
出典:クランチロールの発表、Anime News Network、および2020年の日本公開時の各報道。構成はエンタモ編集部。