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アーセナルDFサリバ、背中の負傷で長期離脱へ 手術は回避

2026年7月23日 23:58エンタモ編集部
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プレミアリーグ王者アーセナルは、DFウィリアム・サリバが背中の負傷により「長期にわたって」離脱することを明らかにした。サッカーワールドカップでフランス代表としてプレーしていた際に痛めたもので、クラブ復帰後の精密検査で明らかになった。

W杯準決勝で途中交代

サリバはW杯準決勝のスペイン戦で背中に違和感を訴え、開始からわずか30分ほどでピッチを退いた。フランスはこの試合でスペインに敗れ、続く3位決定戦のイングランド戦にはサリバは出場しなかった。大会中、本人は数ヶ月前から軽い痛みを抱えていたことを認めており、次のように語っていたという。

「数ヶ月前から軽い痛みがあった。チャンピオンズリーグやプレミアリーグもあったから、歯を食いしばってやってきた。ワールドカップは4年に一度しかないから、我慢するしかなかった」

手術は不要もリハビリへ

アーセナルは公式声明で、専門医の診断結果として手術は不要と判断されたことを明らかにした。一方で、本格的な回復には時間を要する見通しだという。

「ウィリアムはリハビリ期間を要する背中の怪我を負っていることが確認された」「手術は推奨されないが、管理されたリハビリプログラムを開始する」

クラブ側は、負傷の継続的な経過観察を行いながら、一日も早い完全復帰を目指してサポートしていく方針を示している。

サカ、ライスは大会で存在感

同じくアーセナル所属でイングランド代表のブカヨ・サカとデクラン・ライスも、大会を通じて怪我に悩まされていたと報じられている。しかし2人とも3位決定戦には出場し、ライスが先制点を決めたほか、サカはハットトリックを達成するなど躍動した。サリバの長期離脱により、アーセナルは新シーズンに向けて守備陣の立て直しを迫られることになりそうだ。

エンタモ編集部の視点

「4年に一度のW杯だから我慢した」というサリバの言葉に、代表とクラブの間で選手が置かれる過酷な板挟みが凝縮されている。軽い痛みを抱えたまま大舞台を優先した結果の長期離脱は、過密日程が選手生命を削る現代サッカーの構造問題を映す。クラブは選手を守りたいが、選手は代表の誇りを取る――この対立の調整こそ、今後のサッカー界の課題だ。

代表で負傷したとき、費用は誰が負うのか

所属クラブは、代表に選ばれた選手を出す義務があります。一方で、負傷したときに困るのはクラブです。給料は払い続けることになり、戦力は欠けます。

この不均衡を埋めるために、国際的な大会ではクラブへの補償の仕組みが用意されています。代表活動中の負傷について、一定の範囲で費用が補われる制度です。ただし補われるのは金銭であり、試合に出られない期間そのものは戻りません

今回の件で目を引くのは、本人が「数か月前から軽い痛みがあった」と語っている点です。クラブの公式戦を戦い抜き、そのまま大会に入っている。日程が過密であるほど、痛みを抱えたまま出続ける判断が起こりやすくなります。

大会の直後に離脱者が増えるのは、この構造によるものです。誰かが判断を誤ったというより、休む余地が日程の中に無い。手術を回避できたという点だけが、この件では救いになります。

出典:The Guardianより。翻訳・要約はエンタモ編集部。

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