アバター新作『Seven Havens』10月9日配信決定 コラの後継者描く新章

「アバター伝説」シリーズの最新作となるアニメ『Avatar: Seven Havens(アバター セブン・ヘヴンズ)』の配信日が発表された。米サンディエゴ・コミコンで初となるティザー映像も公開され、シリーズファンの間で話題となっている。
本作は『アバター 伝説の少年アン』『コラの伝説』の生みの親であるマイケル・ダンテ・ディマルティーノ氏とブライアン・コニエツコ氏が手がける新シリーズ。『コラの伝説』の物語より後の時代を舞台に、全26話で描かれる。
アバターが「脅威」として恐れられる新時代
物語の主人公は、自身が新たなアバターであると気づく若きアースベンダーのパヴィ。これまでのシリーズではアバターは人々に敬われる存在だったが、本作の世界では一変し、パヴィは英雄としてではなく「人類を滅ぼす者」として恐れられる存在として描かれる。
公開されたティザーでは、パヴィが双子の妹ニシャとともに、人間と超自然的な勢力の双方から追われながら、自らの力の起源に隠された真実を探る過酷な旅に出る様子が描かれている。従来のシリーズとは一線を画す、シリアスで緊迫感のあるトーンが印象的だ。
配信日と全話一挙配信について
Paramount+は、『Avatar: Seven Havens』が2026年10月9日に全世界で配信開始されることを正式発表した。全26話が同時に一挙配信される予定で、これはNetflixの実写版『アバター 伝説の少年アン』と同様に、週替わりではなく一気に物語を楽しめる形式となる。
キャストと制作陣
主人公パヴィ役をサヘリ・カーン、双子の妹ニシャ役をアイシュ・デヴァンが演じるほか、アクシャイ・カーナ、メジャー・カーダ、サキナ・ジャフリー、ダレン・バーネット、ダイアン・ドーアン、ディー・ブラッドリー・ベイカーら豪華キャストが集結する。監督はローレン・モンゴメリーが務め、ディマルティーノ氏とコニエツコ氏がイーサン・スポールディング氏、セハジ・セティ氏とともにエグゼクティブプロデューサーとして名を連ねる。制作はニコロデオンとAvatar Studiosが担当する。
エンタモ編集部の視点
「アバターが恐れられる存在になる」という設定は、シリーズの根幹をひっくり返しています。これまでのアバターは世界の均衡を保つ存在で、敬われることが前提でした。その前提を最初に壊してから物語を始める。全26話を一挙配信するという形も、週ごとに考察を回す作りではなく、腰を据えて通して観る作品として設計されていることを示しています。
パヴィが土使いであることが、すでに答えになっている
このシリーズには、アバターの転生をめぐる明確な規則があります。アバターは死ぬと次の人物に生まれ変わり、そのとき操る元素は火・気・水・土の順に循環するというものです。
実際に、これまでの主人公はこの順に並んでいます。アンは気の使い手、その次のコラは水の使い手でした。だから次は土の番です。パヴィがアースベンダーとして紹介されている時点で、彼女がコラの次のアバターであることは設定上ほぼ確定していることになります。
この規則があるおかげで、シリーズは主人公を代替わりさせても世界観が崩れません。同時に、次に誰が来るかを観客が予測できるという性質も持っています。今回のティザーで「アバターは私たちを見捨てた」と語られているのは、その予測可能な連続性に対して、世界の側が信頼を失ったという意味に読めます。
出典:ScreenRantより。翻訳・要約はエンタモ編集部。