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K-POP

BTS、新曲『ARIRANG』でグラミー賞不参加を表明 理由は

2026年8月13日 17:33エンタモ編集部
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BTSが、2027年グラミー賞への新作アルバム『ARIRANG』のノミネート申請を見送ることが分かった。メンバー7人がそれぞれ7月29日、Instagramストーリーで発表した。過去5年間で計5回のグラミーノミネートを経験してきた同グループだが、今回は自ら選考対象から外れる異例の決断となった。

BTSが語った不参加の理由とは

メンバーは韓国語での声明で「今年はグラミーへの参加を見送ることにした」と説明。その上で「音楽が地域や言語によって区分されるのではなく、それ自体として聴かれ、愛されてほしい」という願いを明かした。

「音楽が地域や言語で分けられるのではなく、それ自体として聴かれ愛されてほしい」

ファンの間では、この決断がレコーディング・アカデミーが今年6月に新設した部門「Best Asian Pop Music Performance」と関係しているのではという声も上がっている。この部門はK-POPやJ-POP、C-POPなど、アジア市場発祥または広く認知されているポップミュージックを対象とするもので、グラミーCEOのハーヴェイ・メイソン・ジュニア氏は「アジアン・ポップは音楽業界において最も重要かつ持続的な潮流の一つ」とコメントしている。

これまでのグラミーとの関わり

BTSは2020年、「Dynamite」で最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門に初ノミネート。翌年は「Butter」で同部門に再びノミネートされた。2022年11月には、兵役による活動休止発表の直後、コールドプレイ「Music of the Spheres」への参加を含む3部門でノミネートを受けている。

今後のスケジュールとメンバーの展望

2027年グラミー賞のオンラインエントリーは7月7日に始まり、8月21日に締め切られる。ノミネート発表は11月16日、授賞式は2027年2月7日に予定されている。なお、RMはローリングストーン誌の取材で、バッド・バニーが英語以外の言語による楽曲でスーパーボウルのハーフタイムショーを務めたことに触れ、「時代や人々の考え方が変われば、いつか自分たちにもチャンスが訪れてほしい」と韓国文化の発信への思いを語っている。

エンタモ編集部の視点

自ら選考対象から外れるという決断は、賞レースの枠組みそのものへの静かな問いかけと読める。「音楽が地域や言語で区分されず、それ自体として愛されてほしい」という言葉は、世界的な成功を収めたアーティストだからこそ持ちうる視点だ。

賞のカテゴリー新設が投げかけた論点

新設された地域別部門をめぐっては、多様性の尊重と受け取る声と、逆に区分けを固定化しかねないと懸念する声の両方がある。今回の決断がその議論とどう関わるのかは、本人たちが多くを語っていない以上、断定はできない。ただ、一つの音楽をどんな枠で評価するのが適切かという問いは、グローバル化した音楽業界が今後も向き合い続けるテーマであることは間違いない。

部門を新設することが、逆に区分を固定することがある

賞に新しい部門ができると、通常は評価の機会が増えたと受け取られます。これまで対象外だった作品にも光が当たるためです。

ただし別の作用も生じます。その部門があることで、主要部門から遠ざかるという現象です。専用の枠が用意されていれば、選考する側にとってはそこに入れるのが自然な判断になります。結果として、全体を対象とする部門で競う機会が減ることがあり得ます。

BTSの声明が「音楽が地域や言語によって区分されるのではなく、それ自体として聴かれ愛されてほしい」と述べている点は、この構造への言及と読めます。区分は保護にもなれば、囲い込みにもなる。今回の判断がその指摘として意図されたものかどうかは本人たちにしか分かりませんが、不参加という選択そのものが一つの意思表示になることは確かです。

出典:Rolling Stoneより。翻訳・要約はエンタモ編集部。

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