デスティニーズ・チャイルド新曲、未発表リミックス30日以内に配信か

伝説のガールズグループ、デスティニーズ・チャイルドが未発表のリミックス楽曲を近く発表する見通しであることが分かった。ビヨンセの父でありグループの元マネージャーでもあるマシュー・ノウルズ氏が、米SiriusXMの番組「Page Six Radio」で明かしたもので、2004年発売の最終アルバム「Destiny Fulfilled」以来、実に20年以上ぶりの新音源投入となる可能性がある。
「30日以内に」未発表音源を投入
ノウルズ氏は番組内で「これから新しいリミックスをいくつも売り出す予定で、中には一度も聴いたことがないものもある」と発言。具体的なアルバムとしての形態には触れなかったものの、「今後30日以内」に新曲が届くと明言した。
「一度もリリースされていないリミックスがいくつもあり、近いうちに発表する。ゲストラッパーが参加しているものもあるが、メインはあくまで彼女たちの声だ」
さらに、ダンスミックスや通常のアーバン系リミックスなど、複数のタイプの音源が存在するとも説明しており、「デスティニーズ・チャイルドにはまだ世に出ていない楽曲がたくさんある」と語っている。
ミッシー・エリオットの参加も示唆
参加ラッパーについて問われると、ノウルズ氏は「ミッシー・エリオットが、そのうちの1曲に参加している」と明かした。さらに詳しい情報を語りかけたところで、「おっと、ここまでにしておこう」と自ら発言を止める場面もあり、今後の続報が期待される。
代表作の記念日に沸いたファンたち
今回の発表は、グループの出世作「The Writing’s on the Wall」のリリース記念日を祝った直後のタイミングでもたらされた。同作は1999年の発売で、当時はビヨンセ、ケリー・ロウランド、ラタビア・ロバーソン、レトーヤ・ラケットの4人体制。その後メンバーチェンジを経て、ミシェル・ウィリアムズを加えた3人組として2001年に「Survivor」を発表、2004年の「Destiny Fulfilled」を最後に新譜から遠ざかっていた。長年新曲を待ち望んできたファンにとって、今回の発表は久々の朗報となりそうだ。
エンタモ編集部の視点
20年以上ぶりの新音源となる可能性がある話ですが、読むときに注意が要ります。発言しているのは元マネージャーであり、グループやレーベルの公式発表ではありません。「30日以内」という具体的な期限まで出ていますが、現時点では関係者の見通しとして受け取っておくのが安全です。
未発表音源が、いま出てくるようになった事情
昔の未発表曲が突然公開される、という出来事は近年増えています。理由のひとつは、出す場所ができたことです。
かつては、音源を世に出すには物理的な商品にする必要がありました。制作費と在庫を抱えるため、確実に売れる見込みがなければ倉庫に眠ったままです。配信であれば、その負担がありません。数曲だけを、いつでも出せるようになりました。
もうひとつが、権利の整理です。複数のレーベルや作家、参加したラッパーの権利が絡む音源は、関係者の合意が揃わないと出せません。時間が経つことで、この整理が進む場合があります。逆に言えば、揃うまで20年かかることもある、ということです。
旧譜が配信で継続的に聴かれる環境も後押しになっています。新曲を出すことが、過去の作品全体への入口として機能する。今回の話が本当に動くとすれば、この文脈で理解できます。
出典:Rolling Stoneより。翻訳・要約はエンタモ編集部。