Galaxy Watch Ultra2とWatch9、5年間のOSアップデートに対応

サムスンがロンドンで開催した発表イベントで公開した新型スマートウォッチ「Galaxy Watch Ultra2」と「Galaxy Watch9」について、5年間のメジャーOSアップデートとセキュリティアップデートを提供することが明らかになった。従来モデルは4年間の保証だったため、最新モデルを選ぶことで長期的なサポートが受けられる形になる。
発売日とOS
両モデルは8月7日の発売が予定されており、Wear OS 7をベースにサムスン独自のOne UI 9 Watchを搭載して登場する。従来のGalaxy Watchシリーズは4回のメジャーアップデートと4年間のセキュリティ更新が約束されていたが、今回この保証内容が5年に延長された形だ。
Galaxy Watch Ultra2のスペック
Galaxy Watch Ultra2は1.52インチのSuper AMOLEDディスプレイ(解像度498×498)を搭載し、最大輝度は5,000nit、表面にはサファイアクリスタルを採用している。プロセッサはSnapdragon Wear Eliteで、2GB RAM・64GBストレージという構成だ。チタン製フレームを採用し、IP68・IP69Kの防塵防水性能、MIL-STD-810H準拠、水深40mまでの潜水にも対応する。バッテリー容量は800mAhで、10Wのワイヤレス充電に対応している。
Galaxy Watch9のスペック
Galaxy Watch9は40mmと44mmの2サイズ展開で、チップセットはUltra2と同じくSnapdragon Wear Elite、RAMも2GBで共通だが、ストレージは32GBとなる。小型モデルは1.34インチ(解像度438×438)ディスプレイと390mAhバッテリーを搭載し、大型モデルは1.47インチ(解像度480×480)ディスプレイと445mAhバッテリーを備える。どちらのディスプレイも最大輝度3,000nitで、バッテリーは10Wのワイヤレス充電に対応する。
エンタモ編集部の視点
OSサポートを4年から5年へ延ばす判断は、スマートウォッチが「使い捨て」から「長く使う道具」へと位置づけを変えつつあることを示す。買い替えを促すより長期利用を保証する方が、ブランドへの信頼と環境配慮の両面で評価される時代だ。サポート期間という地味な数字が、実は端末選びの決め手になりつつある現状を、この延長は物語っている。
サポート期間が、選ぶときの基準になった
かつて端末を比べるときの項目は、性能と価格が中心でした。近年そこに何年間更新が提供されるかが加わっています。
背景には、端末が長持ちするようになったという事実があります。数年前の機種でも、日常の用途では困りません。性能で買い替える理由が薄れた結果、別の要素が判断材料になりました。
特にセキュリティ更新の期限は実質的な意味を持ちます。更新が止まった端末は、動いていても使い続けにくい。決済や個人情報を扱う機器である以上、放置できないためです。更新の期限が、事実上の寿命になるということです。
だから「4年から5年へ」という変更は、単なる数字の話ではありません。その製品が何年使えるものなのかを、メーカーが明示したということになります。価格を比べるときも、使える年数で割って考えるほうが実態に近づきます。
出典:GSMArenaより。翻訳・要約はエンタモ編集部。