「HOPE」観客300万人突破 韓国興行10日連続1位の快挙

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ナ・ホンジン監督の新作映画「HOPE」が、韓国国内で公開から10日連続で興行収入1位を記録し、観客動員数300万人を突破したことが分かった。配給会社プラスエムエンターテインメントが7月25日午後1時30分(韓国時間)時点の数字として発表した。
「HOPE」は7月15日に韓国で公開されたSFアクションスリラーで、正体不明の脅威から村を守ろうとする警察官の詰所長を描く物語。2026年に公開された韓国映画では、「キングス・ウォーデン」「コロニー」「サルモクチ」に続き、4作目の300万人突破作品となった。
豪華キャストが話題に
本作にはファン・ジョンミン、チョ・インソン、チョン・ホヨンら韓国の実力派俳優陣に加え、ハリウッドからマイケル・ファスベンダー、アリシア・ヴィキャンダー、テイラー・ラッセルが出演しており、この国際的なキャスティングも注目を集めている理由の一つとなっている。
キャスト陣が感謝のメッセージ
300万人突破を受けて、出演者たちは観客への感謝を伝える動画を公開した。SNS上では公式アカウントが「올 여름 스크린을 완벽하게 장악하다」(この夏、スクリーンを完全に制覇)というメッセージとともに節目を祝う投稿を行っている。
今後の動向にも注目
10日連続の首位という好調な出足を見せている「HOPE」が、今後どこまで動員数を伸ばすのか注目される。日本での公開情報については、現時点で正式な発表はなく、今後の情報が待たれる。
エンタモ編集部の視点
ファスベンダーやヴィキャンダーといったハリウッド俳優を迎えた韓国映画が自国で300万人を集める構図は、韓国映画産業の成熟と国際化を象徴する。かつて海外進出は韓国の俳優がハリウッドへ向かう一方通行だったが、いまや韓国映画が国際キャストを「呼び込む」側に回っている。ナ・ホンジン監督の作家性と国際性の両立が、この動員数の背景にある。
韓国映画が、興行収入ではなく動員数で語られる理由
韓国では映画の成績を「観客動員数」で語るのが一般的です。日本や米国のように興行収入で表すことは少ない。この違いには、集計の仕組みが関係しています。
韓国には全国の映画館の発券を統合して集計する仕組みがあり、日次の動員数が公開されます。誰でも同じ数字を参照できるため、これが共通の物差しになりました。興行収入は料金体系の変更で変動しますが、人数はそのまま比べられます。
もうひとつ、人数で語ることには分かりやすさがあります。韓国の人口はおよそ5,100万人。300万人という数字は、およそ17人に1人が観たという計算になります。1,000万人を超えると「5人に1人」となり、社会現象として語られる。人口に対する比率が直感的に出せることが、この指標が定着した理由でしょう。
10日連続で首位という記録も、日次の集計が公開されているからこそ意味を持ちます。数字の出し方が、その国での映画の語られ方を形づくっている例です。
出典:Soompiより。翻訳・要約はエンタモ編集部。