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メルセデスAMG新型「Cクラス電気自動車」試乗レポート、航続距離425マイル

2026年7月29日 12:55エンタモ編集部

画像:DTM Stefan Mucke Mucke Motorsport AMG Mercedes C Class IMG_5024/tonylanciabeta(BY-SA 2.0) / 出典 / ライセンス(本文の内容と直接の関係はないイメージ画像です)

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メルセデス・ベンツが2027年モデルとして投入する新型「Cクラス エレクトリック」の試乗レポートが海外メディアEngadgetから報じられている。長い航続距離と優れた乗り心地を実現した一方で、内装デザインには賛否が分かれるポイントもあるようだ。

米国市場では当初、デュアルモーター全輪駆動の「C 400 4Matic」のみが用意される見込み。最高出力483馬力、トルク590ポンドフィートを発揮し、停止から時速60マイルまで3.9秒で加速するという。最高速度は時速130マイルに達する。

航続距離425マイル、急速充電22分の実力とは

新型Cクラスには94kWhのバッテリーパックが床下に搭載され、最大330kWでの急速充電に対応。10%から80%までの充電時間はわずか22分とされている。欧州のWLTP基準では航続距離474マイルとされ、より厳しい米国EPA基準でも425マイル程度になると予想されている。同ブランドのEV「EQEセダン」がシングルモーター仕様で308マイルであることを踏まえると、大幅な進化と言えそうだ。

39.1インチの巨大ディスプレイ、その使い勝手は?

内装で最も目を引くのが、ダッシュボード全体を覆う39.1インチの「ハイパースクリーン」だ。画質そのものは高く評価されているものの、ほぼ垂直に近い角度で設置されているため、手が届きやすい反面、圧迫感を覚えるとの指摘もある。センタートンネルの高さと相まって、頭上や足元のスペースは十分にもかかわらず、運転席周りがやや窮屈に感じられるという。

音響面では最大19スピーカーのBurmesterサウンドシステムがDolby Atmosに対応し、助手席にはYouTube動画視聴や簡易ゲームを楽しめる専用ディスプレイも用意される。

3つのAIを使い分ける音声アシスタントの課題

車内にはChatGPT、Google、Microsoftの技術を組み合わせた音声AIアシスタントが搭載されている。リクエスト内容に応じて最適なAIが自動で応答する仕組みだが、レストラン情報などの検索では応答が遅れることがあったという。さらに、会話に割り込んでくる挙動も報告されている。試乗記者は同乗者との会話中に、AIが唐突に発言を分析してコメントしてきたと明かしている。

「車が常に耳を傾けていることを、少し不安な形で思い知らされた」

なお、この機能は設定でオフにできるという。内装素材にはヴィーガン対応の選択肢も用意され、環境志向のユーザーにも配慮した仕様となっている。

エンタモ編集部の視点

数字は文句のつけようがありません。航続425マイル、10%から80%まで22分は、EQEセダンからの伸びを見ても素直に進歩です。引っかかるのは内装のほうで、39.1インチという数字が先に立っている印象があります。ほぼ垂直に立った画面は手が届きやすい代わりに視界を圧迫する。頭上も足元も余裕があるのに窮屈に感じるという指摘は、車内のUIがまだ答えを出せていないことを示しています。

同じ車なのに航続距離が違って見えるのはなぜか

記事の中で、欧州基準では474マイル、米国基準では425マイル程度と、同じ車に2つの数字が並んでいます。これは車が2種類あるのではなく、測り方が違うだけです。欧州はWLTP、米国はEPAという別々の試験方法を使っていて、走行パターンも補正の考え方も違います。

一般にWLTPのほうが大きな数字が出ます。高速走行の比率や、エアコンなど補機の扱いが異なるためで、EPAはより実際の使い方に近い条件を想定しています。今回のように1割強の開きが出るのは珍しいことではありません。

日本ではWLTCモードという別の基準が使われます。海外メディアの試乗記に出てくる航続距離をそのまま日本の感覚で受け取ると、実際より長く見積もることになりがちです。EVの記事を読むときは、数字そのものより「どの基準か」を先に確認したほうが実態に近づきます。

出典:Engadgetより。翻訳・要約はエンタモ編集部。

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