大谷翔平とドジャース、3連覇目指し好調 今季22本塁打8勝の二刀流

ドジャースの大谷翔平が今季も二刀流で圧巻の成績を残し、球団は3年連続の世界一に向けて絶好調だ。海外メディアBBCも今夏、大谷やドジャースの試合を含むMLB中継を強化すると報じており、大谷人気の高さが海外でも改めて浮き彫りになっている。
大谷翔平、今季も打者・投手で活躍
大谷は今季すでに本塁打22本、投手としては8勝を記録。打者と投手を高いレベルで両立させるスタイルは、伝説的選手ベーブ・ルースと比較されることも多い。自リーグMVPは今回で4度目となり、昨季はドジャースが25年ぶりの連覇を達成する原動力となった。
ドジャースは地区14年で13度目の優勝が濃厚
ドジャースは65勝38敗と好成績で、ナ・リーグ西地区優勝が濃厚な状況。大谷を中心とした戦力の充実により、3年連続での世界一奪取に向けて視界は明るい。
対戦相手メッツは苦戦、ソトの巻き返しに期待
一方、対戦相手となるメッツは地区最下位に沈む苦しいシーズンを送っている。2024年にヤンキースから移籍し史上最高額契約を結んだフアン・ソトは、今季すでに21本塁打を放ち通算250本塁打も達成しているが、チーム全体としては43勝60敗と厳しい状況だ。
BBCが夏のMLB生中継をスタート
BBCはこのドジャース対メッツ戦を皮切りに、日曜夜の生中継を10週連続で実施すると発表している。シーズン最終戦や地区シリーズなど注目カードも中継予定で、海外でも大谷を軸としたドジャースの動向への注目度がうかがえる。
エンタモ編集部の視点
BBCがMLB中継を強化するという動きは、大谷という選手が野球ファンの枠を超えたグローバルなコンテンツになったことを示す。野球が盛んとは言えない英国で放送を増やす判断の裏には、大谷の一挙手一投足が世界的な視聴数を生む確信があるはずだ。個人の魅力がスポーツそのものの市場を海外に広げる――大谷はその稀有な例になりつつある。
二刀流が難しいのは、体力より日程の問題
打者と投手を兼ねることの難しさは、能力の話として語られがちです。ただ実際に成立を妨げているのは、日程の組み方のほうです。
先発投手には登板日があり、その前後に調整の日が必要になります。一方、打者は原則として毎日試合に出ます。この二つを同じ選手で回すには、投げる日の打席をどうするか、投げた翌日をどう扱うかを、チーム全体の運用として決めなければなりません。一人の都合が、打線の組み方そのものに影響するということです。
ベーブ・ルースの時代と比べられることが多いのは、当時はまだ分業が徹底されていなかったためです。現代の野球は、投手も守備も打順も細かく役割が分かれています。その体制の中で二刀流を成立させるには、才能に加えて、球団側が運用を組み替える判断が要る。個人の能力だけでは実現しないという点が、この記録の性格を表しています。
出典:BBC Sportより。翻訳・要約はエンタモ編集部。