『パーシー・ジャクソン』シーズン3、配信日は2026年11月20日に決定

Disney+で配信中のドラマ『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』シーズン3が、2026年11月20日から独占配信されることが発表された。米サンディエゴ・コミコンのパネルで明らかになったもので、原作小説第3巻『タイタンの呪い』を映像化するシーズンとなる。
実写化は今回が初めて
『タイタンの呪い』は過去に20世紀フォックスが手がけた映画版でも描かれなかったエピソードで、シリーズ初の実写化となる。制作陣はパネルで「これまでで最もダークなシーズンになる」と語り、これまでの2シーズン以上に緊迫した展開が続くことを予告した。
あらすじと新キャラクター
物語は、目覚めたばかりのセイリア・グレイス(タマラ・スマート)を仲間に迎え入れようとするパーシーとアナベスの姿から始まる。セイリアはかつての友人でシリーズの宿敵ルークの行方を追っており、彼女を仲間にすべきかパーシーは葛藤を抱える。新たな半神二人を救出する旅は、やがてタイタン神族とオリンポスの神々の戦いへと発展し、アルテミスの狩人や世界を支える巨神アトラスも物語に絡んでくる。
新たにハデスの子ニコとビアンカ・ディアンジェロ役として、レビ・クリソプロスとオリーブ・アバークロンビーが参加。パーシー役ウォーカー・スコベル、アナベス役リア・サヴァ・ジェフリーズ、グローバー役アリアン・シムハドリらおなじみのキャストも続投する。ショーランナーのダン・ショッツ氏は、アナベスの出番が原作より大幅に増えている一方で「これまでで最も原作に忠実なシーズン」だと説明した。
豪華な神々のキャスト
神々のキャストも拡充され、アルテミス役にダフニ・キーン、アフロディーテ役にケイト・マッキノン、ヘラ役にミン=ナ・ウェン、デメテル役にジェニファー・ビールス、アポロン役にヒューバート・シュミレツキが名を連ねる。さらに今シーズンの敵役アトラスを『マインドハンター』のホルト・マッカラニーが演じる。なお、シーズン4については今回のパネルで正式な発表はなかった。
エンタモ編集部の視点
映画版で描かれなかったエピソードを実写化する点に、映像化の権利と機会が「映画からドラマ配信へ」移った象徴が見える。1本の映画では収まらない原作の厚みを、シーズン制のドラマなら丁寧に追える。「最もダークなシーズン」という予告は、児童向け原作を年齢とともに成長した観客に合わせて深化させる、長期シリーズならではの戦略といえる。
映画化された作品を、ドラマで作り直すという流れ
同じ原作が、まず映画になり、後年ドラマとして作り直される。この形が近年増えています。理由は尺にあります。
映画は2時間ほどで1巻分を扱うことになります。原作の分量が多ければ、大幅な省略が避けられません。人物が減り、挿話が消え、動機の説明が短くなる。原作を読んだ人にとって物足りなさが残りやすい形です。
ドラマなら1シーズンで1巻を追えます。1話45分として8話あれば、6時間。映画の3倍の時間を使える計算になります。省略していた部分を入れられる。
今回のように、映画版で到達しなかった巻に進むと、さらに意味が変わります。初めて映像化される部分が出てくるためです。作り直しではなく、続きを作る段階に入ったということ。「これまでで最もダークなシーズン」という予告も、映画版と比較されない領域に入った自由さの表れかもしれません。
出典:Polygonより。翻訳・要約はエンタモ編集部。