PS Plus 8月新作「Big Walk」発売日に無料配信決定

画像:Wonderous Room, Luray Caverns, Virginia/John William Hammond(BY-ND 2.0) / 出典 / ライセンス(本文の内容と直接の関係はないイメージ画像です)
ソニーは、PlayStation Plusの2026年8月の新作ラインナップの一部を発表した。協力プレイ型の冒険ゲーム「Big Walk」が、8月4日の発売日当日からPS Plus Essentialプランで無料配信されることが明らかになった。正式な発表を前に情報が先行して伝わった形で、Extra・Premium加入者も同様にプレイ可能となる見込みだ。
「Big Walk」とはどんなゲーム?
「Big Walk」は、「Untitled Goose Game」で知られるHouse Houseが開発し、Panicが手掛けるパブリッシングによる協力型マルチプレイアドベンチャー。大きなオープンワールドを舞台に、仲間と一緒にパズルを解いたり、道に迷いながら探索を楽しんだりする内容で、昨年話題となった「PEAK」と比較されることもあるという。開発陣は本作を「大きな世界の中で親しい友人と一緒にくつろぎ、迷子になれるゲーム」と説明している。
近くにいないと聞こえない音声チャットが特徴
ゲーム内には、プレイヤー同士が近くにいなければ会話が聞こえない「近接ボイスチャット」システムが搭載されている。また、身振り手振りで意思疎通ができる「表現力豊かな腕」の動きや、トランシーバー、レーザーポインター、双眼鏡、メガホン、発煙筒、ホワイトボード、カウベル、さらには「大きな金色の頭」まで、遊び心あふれる道具の数々が用意されているという。冒険だけでなく、夕日を眺めたり、友達の双眼鏡を奪って海に蹴り落としたりと、ただ仲間と過ごす時間そのものが魅力とされている。
PS Plus会員はいつから遊べる?
「Big Walk」は2〜12人までの人数でクロスプレイに対応しており、8月4日の発売と同時にPS Plusライブラリに追加される予定だ。今年初めに約束されていた発売日同時参入がここで実現する形となる。PlayStation版だけでなく、SteamおよびNintendo Switch 2版でもプレイ可能とされている。なお、8月のPS Plusラインナップには他にも2本のタイトルが追加される予定だが、詳細はまだ明らかになっていない。
エンタモ編集部の視点
発売日当日にPS Plusへ入れるのは、売上を捨てて人数を取りにいく判断です。2〜12人の協力プレイを前提にしたゲームは、面白さそのものより「一緒に遊ぶ相手がいるか」が寿命を決めます。初日に母数を作れないまま数週間が過ぎると、後から買った人が誰とも会えず、評価が下がってさらに人が減る。この構造を考えると、House Houseとパブリッシャーの選択は理にかなっています。
「Untitled Goose Game」のスタジオが正反対の設計を選んだ
House Houseはオーストラリア・メルボルンの小さなスタジオです。2019年に出した「Untitled Goose Game」は、ガチョウになって人の邪魔をするだけの、短くて一人で遊ぶ作品でした。派手な要素はほとんど無いのに世界的に話題になり、その年を代表するインディー作品のひとつになっています。
その次に選んだのが、最大12人で歩き回る協力プレイというのは、方向としてはほぼ正反対です。ただ共通点もあって、どちらも「勝ち負けがはっきりしない」設計になっています。ガチョウには明確なスコアが無く、Big Walkにも記事にあるとおり、夕日を眺めたり友達を海に蹴り落としたりという、目的から外れた時間が魅力として説明されています。
パブリッシングを担当するPanicも、この手の作品と縁の深い会社です。一人称視点で山を歩き続ける「Firewatch」を世に出し、Playdateという小型の携帯ゲーム機まで自社で作っています。売れ線から少しずれた作品を扱ってきた組み合わせだと考えると、近接ボイスチャットやメガホン、カウベルといった一見無意味な道具の多さも納得がいきます。
出典:ScreenRantより。翻訳・要約はエンタモ編集部。