サムスン、折りたたみ新機種「Galaxy Z Fold 8」シリーズを発表 ロンドンでUnpacked開催

画像:Samsung Galaxy Z series/Ka Kit Pang(BY 3.0) / 出典 / ライセンス(本文の内容と直接の関係はないイメージ画像です)
サムスン電子は7月22日、英ロンドンで新製品発表会「Galaxy Unpacked」を開催し、折りたたみスマートフォンの新モデルを発表した。会場が英国となるのは同社にとって14年ぶりで、公式チャンネルでライブ配信された。
発表された主なモデル
今回の目玉は「Galaxy Z Fold 8」で、通常モデルに加えて上位版の「Galaxy Z Fold 8 Ultra」の2機種が登場した。通常モデルは従来より横幅が広く、開いたときに動画を見やすい画面比率になったとされる。上位版のUltraは2,099ドルからの価格設定。あわせて縦折りタイプの「Galaxy Z Flip 8」も発表された。
発表会の公式映像
サムスンがYouTubeで公開した「Galaxy Unpacked July 2026」の公式配信映像。発表の様子は以下から確認できる。
スマートウォッチとソフトウェア
ウェアラブルでは「Galaxy Watch 9」と「Galaxy Watch Ultra 2」が登場。ソフトウェア面ではAndroid 17ベースの「One UI 9」が正式にお披露目され、AI機能の強化が打ち出されている。
日本での展開は
価格や発売時期の詳細は、各国のサムスン公式発表で確認が必要。エンタモでは日本での発売情報が入り次第、続報を追いかける。
エンタモ編集部の視点
発表会場を14年ぶりに英ロンドンとした点に、サムスンの欧州市場重視の姿勢が読める。折りたたみは各社が追随し、いまや目新しさより「開いた時の使い勝手」の完成度が勝負どころになった。横幅を広げて動画視聴に最適化したという地味な改良こそ、折りたたみが実験段階を終えて日常の道具として成熟しつつあることの証といえる。
折りたたみが「通常版と上位版」の二段構えになった意味
折りたたみのスマートフォンは、長いあいだ一つの機種だけで展開されてきました。今回、通常モデルと上位版という二段構えになっている点は、この分野の成熟を示しています。
価格帯を分けられるということは、量産できるようになったということです。工程が安定し、歩留まりが読めるからこそ、性能と価格の異なる二種類を同時に用意できる。作れる数が限られている段階では、この構成は取れません。
狙いもはっきりしています。上位版で利益を確保し、通常版で台数を取る。通常の板状のスマートフォンでは既に定着した構成が、折りたたみにも来たということです。
通常モデルの横幅が広くなったという変更も、この文脈で読めます。開かなくても使いやすくすることは、折りたたみを特別なものではなく普通の選択肢にする方向の調整です。二段構えと合わせて、この分野が実験の段階を抜けつつあることを示しています。
出典:Engadget、Android Central、Samsung Newsroom ほかの報道・発表より。翻訳・要約はエンタモ編集部。画像はエンタモ編集部作成。