「テッド・ラッソ」S4予告編解禁、8月5日配信で女子サッカー監督に挑戦

Apple TV+の人気ドラマ「テッド・ラッソ」シーズン4の予告編が公開され、8月5日から配信が始まることが分かった。主人公テッド・ラッソ(ジェイソン・サデイキス)は今シーズン、2部リーグの女子サッカーチームの監督という新たな挑戦に挑む。
シーズン4の舞台は女子サッカー
2020年の初登場以来、Apple TV+の看板作品として愛されてきた「テッド・ラッソ」。これまでの累計視聴時間は250億分を超えたと報じられている。今回の新シーズンでは、テッドがこれまでの男子チーム指導から一転し、女子サッカーチームを率いる姿が描かれる。
おなじみのキャストに新顔も参加
ジェイソン・サデイキスに加え、ハンナ・ワディンハム、ジュノ・テンプル、ブレット・ゴールドスタイン、ブレンダン・ハント、ジェレミー・スウィフトら主要キャストが続投する。さらに新たに、タニア・レイノルズ、ジュード・マック、フェイ・マーセイ、レックス・ヘイズ、エイスリング・シャーキー、アビー・ハーン、グラント・フィーリーが新キャストとして加わる。
シーズン3で終了との見方もあったが復活
シーズン4の制作決定は2025年3月に発表された。ロイ・ケント役を演じ、脚本にも関わるブレット・ゴールドスタインは以前、同作が「3シーズンで構成される予定だった」と語っており、サデイキス自身も2021年の取材で「3シーズンのアーク」として構想していたと述べていた。当時サデイキスは、その後の展開について次のように語っている。
「その後どうなるかは、誰にも分からない。僕にも分からないよ」
これまでの3シーズンでは、エミー賞13部門を受賞し、通算61ノミネートを記録。ゴールドスタインは2021年・2022年に助演男優賞、サデイキスは同年の主演男優賞、ワディンハムは2021年に助演女優賞をそれぞれ受賞している。シーズン1は当時、コメディシリーズの初シーズンとして最多となる20ノミネートを記録したが、その記録は今年7月に「ザ・スタジオ」の23ノミネートによって更新された。
エンタモ編集部の視点
累計250億分の看板作品が、男子から女子サッカーへと主人公の舞台を移す選択は、成功したシリーズが安住せず変化を選ぶ勇気の表れだ。同じ設定の反復は安全だが、テッドの人柄という核を保ったまま環境を変える構成は、マンネリ回避の理にかなっている。女子スポーツへの注目が高まる時流を作品に取り込む点も、時代を読んだ判断といえる。
配信各社が、視聴時間を選んで公表する理由
「累計視聴時間250億分」という数字が記事に出てきます。この種の数字は、配信サービスが自主的に公表しているものです。テレビの視聴率のような第三者による調査ではありません。
公表するかどうかは各社の判断です。良い数字だけを選んで出せるという性質があります。だから公表されたという事実自体が、その作品が看板として扱われていることを示します。
配信サービスにとって、加入者を呼び込める作品は限られた数しかありません。多くの作品は、加入している人が観るだけです。新規の加入や解約の引き止めにつながる作品は別格の扱いを受けます。3シーズンで完結する構想だったと語られてきた作品に続編が作られるのも、この価値が理由でしょう。閉じた物語の先を作るという難しさより、看板を維持することの重みが勝ったということになります。
出典:Varietyより。翻訳・要約はエンタモ編集部。