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W杯2026、開催地3カ国のファンが語る「熱狂と本音」

2026年7月23日 23:59エンタモ編集部

画像:2010 FIFA World Cup Fans/Octagon(BY 3.0) / 出典 / ライセンス(本文の内容と直接の関係はないイメージ画像です)

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2026年FIFAワールドカップは、アメリカ・メキシコ・カナダの3カ国共催という史上初の形で行われた。英ガーディアン紙は大会を振り返り、開催都市に住む一般ファンたちの生の声を集めている。チケットの高騰やFIFAへの不満がありながらも、多くの声から街を彩った熱気と一体感がうかがえる内容だ。

スコットランドの陽気さがボストンを変えた

ボストン在住の投稿者は、大会前は半信半疑だったというが、スコットランド代表戦のために集まったファンたちの存在が空気を変えたと振り返る。キルト姿でバグパイプを鳴らし、街角のバスカーと即興セッションを繰り広げる姿に、普段サッカーを見ない友人までもが引き込まれたという。一方でチケット価格の高さには不満をこぼしつつ、こう続けている。

「訪れたファンたちは皆、アメリカの人々のもてなしを称賛しながらも、政治状況については口をそろえて『ひどい』と言っていた」

政権と市民を切り離して見てくれるファンの姿勢に、救われた思いがあったそうだ。

「機関ではなく人々のもの」という反骨心

別の投稿者は、大会前は店主たちがFIFAに締め出されたと不満を漏らし、街全体がやや沈んだムードだったと明かす。しかし高額なチケットに手が届かなくても、人々は街のパブリックビューイングに繰り出し、独自に盛り上がりを作り出した。コロンビアがコンゴ民主共和国を破った試合後には、深夜まで何ブロックにもわたって祝勝ムードが続いたという。投稿者はこう総括する。

「FIFAが何をしようと、私たちは『サッカーは組織ではなく人々のものだ』というメッセージを発信した」

バンクーバーとメキシコシティ、称賛の声

カナダ・バンクーバーの住民は、天候にも恵まれ公共交通機関も円滑に機能し、「欠点のない体験だった」と絶賛。多様な出身国のコミュニティが大画面の前で応援する光景に、街の魅力を再認識したと語る。メキシコシティの住民も、高騰したチケットのため直接観戦は難しかったものの、レストランや広場での観戦の盛り上がりを歓迎し、「メキシコのファンは素晴らしく、世界に良い印象を与えた」と評価している。

開催都市の分散や生活への影響を指摘する声も

一方で課題を指摘する声も少なくない。2010年南京アフリカ大会を経験した投稿者は、今回は開催都市が広範囲に分散しすぎており、意図的に観戦の場に足を運ばない限り大会の存在を感じにくかったと指摘する。またバンクーバーの別の住民は、交通の混雑や早朝から行列ができるパブの様子に触れ、「正直、大会が終わってほっとしている」と本音を漏らしている。それでも総じて、法外なチケット価格やFIFA・政治への不満はありつつも、「予想以上の成功だった」という評価が目立つ結果となった。

出典:The Guardianより。翻訳・要約はエンタモ編集部。

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