ジダン氏がフランス代表監督に就任、2006年W杯の名場面も再注目

画像:Zidane Head Butts Materazzi/Paolo Camera(BY 2.0) / 出典 / ライセンス(本文の内容と直接の関係はないイメージ画像です)
元フランス代表エースのジネディーヌ・ジダン氏が、新たにフランス代表チームの監督に就任したことが明らかになった。就任発表を受け、BBC Sportは2006年W杯準々決勝、ブラジル戦での伝説的なパフォーマンスを振り返る映像を公開している。
ジダン氏、新フランス代表監督に就任
報道によると、ジダン氏はフランスサッカー協会から新監督としての就任が正式に発表されたという。現役時代は攻撃的ミッドフィルダーとして世界的な名声を誇り、フランス代表を1998年W杯優勝、2000年欧州選手権優勝へと導いた立役者の一人でもある。今回の監督就任により、選手時代に築いた実績を今度は指導者として代表チームに還元する立場となる。
2006年W杯ブラジル戦の名演技が再注目
就任発表と合わせて話題になっているのが、2006年ドイツW杯準々決勝、ブラジル戦でのジダン氏の活躍だ。当時34歳だったジダン氏は、優勝候補とされたブラジルを相手に落ち着いたボールタッチと的確な判断力を見せ、チームを勝利に導く原動力となった。BBCはこの試合を「マスタークラス」と表現し、当時のプレー映像を紹介している。
2026年W杯へ向けた期待
ジダン氏の監督就任は、2026年に開催されるFIFAワールドカップを見据えたタイミングでの発表となった。現役時代の輝かしい実績を持つジダン氏が、今後どのようなチーム作りを進めていくのか、フランス国内外のサッカーファンから注目が集まっている。
エンタモ編集部の視点
ジダン氏の監督就任は、日本の欧州サッカーファンにとっても感慨深いニュースだろう。2006年ブラジル戦の“マスタークラス”は当時中継を見た世代の記憶にも深く刻まれており、指導者としてどんな采配を見せるのか興味は尽きない。2026年W杯に向け、名選手が名監督になれるのか、その手腕が今後の見どころとなりそうだ。
代表監督とクラブ監督では、仕事の中身が違う
名選手が名監督になるとは限らない、とよく言われます。選手として求められる能力と、指導者に求められる能力が別物だからです。ただし代表監督には、クラブの監督とは違う要素が加わります。
代表チームは、選手を日常的に指導できません。招集できるのは年に数回、それも短期間です。戦術を仕込む時間がほとんどない。だから誰を呼ぶか、呼んだ選手が納得して来るかが仕事の大きな部分を占めます。
ここで現役時代の実績が効いてきます。世界的な名声を持つ人物からの招集を、選手が軽く扱うことは考えにくい。協会やメディアとの関係でも、実績は交渉力になります。戦術を教える時間が短いぶん、人を集める力の比重が上がる。名選手が代表監督に選ばれやすいのは、この構造と無関係ではありません。
出典:BBC Sportより。翻訳・要約はエンタモ編集部。