「ロキ」配信再浮上 ダウムズデイ予告編公開で視聴急増

マーベル最新作「アベンジャーズ:ダウムズデイ」の本編予告が公開された影響で、ディズニープラスのドラマ「ロキ」の視聴数が急上昇していると米メディアPolygonが報じている。予告ではロキの登場はわずかだが、MCU全体を通して見ればロキは今やシリーズの重要人物のひとりであり、「ダウムズデイ」を楽しむ前に本作を見返す価値があるという。
悪役から英雄へ ロキの再生の物語
「マイティ・ソー」でアスガルドの嫉妬深い王子として登場したロキは、「アベンジャーズ」で本格的な悪役となり、幻術を駆使して幾度も策略をめぐらせてきた。しかし「アベンジャーズ/エンドゲーム」でのタイムライン改変によって生まれた別バージョンのロキが、時空を管理する組織TVAに捕らえられ、物語は大きく動き出す。TVAで自分のもう一人の運命――母の死や兄ソーとの和解、そしてサノスによる死――を知らされたロキは、そこから大きく変わっていく。
オーウェン・ウィルソンとのバディ描写も見どころ
TVA職員として働くことになったロキは、オーウェン・ウィルソン演じるモビウス捜査官と共に、まるでバディ刑事ものを思わせる展開を繰り広げる。設定こそコミカルだが、トム・ヒドルストンの演技は非常に深みがあり、過去の過ちと向き合うロキの葛藤や、MCU屈指ともいわれる恋模様までを丁寧に描き出しているとPolygonは評価している。
カーンからダウムに交代しても色あせない完結感
シーズン2では、時間の危機を防ぐためロキが時間軸から外れてしまうという不安定な多元宇宙が描かれ、当初はカーン・ザ・コンカラーとの対決へつながる予定だった。しかしマーベルはその後、次の敵をロバート・ダウニー・Jr演じるドクター・ドゥームへと変更している。それでもシーズン2のラストは多元宇宙におけるロキの重要な立ち位置を示す結末となっており、記事は「敵がカーンであろうとドゥームであろうと大きな問題ではない」と結んでいる。
「ダウムズデイ」公開を控える今、シリーズ全体の伏線を理解するうえでも「ロキ」は改めて見返す価値のある作品と言えそうだ。
出典:Polygonより。翻訳・要約はエンタモ編集部。



