「ロキ」がディズニープラスで再浮上、ダウムズデイ予告編で人気急上昇

『アベンジャーズ:ダウムズデイ』の最初の本予告編が公開されたことをきっかけに、Disney+ドラマ『ロキ』の視聴ランキングが急上昇していると米メディアPolygonが伝えている。予告編でトム・ヒドルストン演じるロキの出番はわずかだが、MCUを追ってきたファンにとって、彼が今や物語の中心人物のひとりであることは周知の事実だ。
『ロキ』は、フェイズ1最凶のヴィランだったキャラクターが多元宇宙を左右する英雄へと変貌していく過程を描いた、マーベル屈指の完成度を誇る作品として評価されている。
ヴィランから英雄へ、ロキの軌跡
ロキは『マイティ・ソー』でアスガルドの嫉妬深い王子として登場し、自身が霜の巨人族から養子として引き取られた事実を知る。そのアイデンティティの危機が『アベンジャーズ』での本格的な悪役化につながった。幻術を操る彼は何度も“死”を演じては新たな企みを仕掛け、『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』『マイティ・ソー バトルロイヤル』では兄ソーとの絆が描かれた。しかし『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』冒頭でサノスにあっけなく殺されてしまう。
時間管理局とドラマシリーズの始まり
『アベンジャーズ/エンドゲーム』での時間軸への干渉により、別バージョンのロキがニューヨーク侵攻直後にテッセラクトを持って逃走。これが時空を管理する組織TVA(時間管理局)の目に留まり、ロキは捕らえられてしまう。TVAで自身の“本来の運命”――母の死、ソーとの和解、サノスによる死――を知らされたロキは、消去されるか、TVAに協力するかの選択を迫られる。
オーウェン・ウィルソン演じるモビウス捜査官との凸凹コンビ劇として展開する本作で、ヒドルストンは一筋縄ではいかない複雑な演技を見せる。作中では次のような描写もある。
「ロキは一瞬で贖われるわけではないが、過去の過ちと向き合わざるを得なくなる」
シーズン2とダウムズデイへの布石
シーズン2では不安定化する多元宇宙が描かれ、当初は次なる大ボスとしてカーンの登場が予定されていた。しかしマーベルの計画変更により、今後の脅威はロバート・ダウニー・Jr演じるドクター・ドゥームへとシフト。それでもシーズン2は、ロキ自身が多元宇宙にとって重要な存在であることを示す結末で幕を閉じており、今なお色褪せない完成度を保っているという。
『アベンジャーズ:ダウムズデイ』公開を前に、多元宇宙の土台を築いた本作を見返しておく価値は大きそうだ。
出典:Polygonより。翻訳・要約はエンタモ編集部。



